スクールの無料カウンセリングで何を聞く?元スクール営業が質問10項目を解説

スクール無料カウンセリングで確認すべき質問を解説する記事のアイキャッチ リスキリング・学び直し

こんにちは、「リスキリング転職ラボ」のユウです。

私は元スクール営業で、現在は現役転職エージェントとして、転職やキャリアについての相談に携わっています。

プログラミング、Webデザイン、動画編集などを学ぼうとスクールを調べると、

  • 無料カウンセリング
  • 無料相談
  • 個別説明会
  • 無料体験レッスン

といった案内を見かけることがあります。

ただ、実際に申し込もうとすると、

  • 無料カウンセリングでは何を聞けばいい?
  • 説明を聞くだけでいい?
  • その場で申し込まないといけない?
  • 何を比較すれば自分に合うスクールか分かる?
  • 転職支援について何を確認すればいい?

と迷う方もいると思います。

結論から言うと、無料カウンセリングは「入会するための場」ではなく、「自分に合うスクールか確認するための場」として使うのがおすすめです。

私はスクール営業として、実際にサービスの魅力を説明する側にいました。

当然、営業ではサービスのメリットや受講後のイメージを伝えます。

話を聞いていると、

「ここなら自分も変われそう」

「このスクールなら続けられそう」

と期待が大きくなることもあります。

だからこそ、その場の印象だけで決めず、

「実際に自分がこの環境を使い切れるのか?」

まで確認してほしいと思っています。

この記事では、スクールの無料カウンセリング・無料相談で確認したい10の質問と、相談後に比較するポイントを元スクール営業の視点から解説します。

無料カウンセリングと無料体験は同じではない

まず知っておきたいのが、スクールによって事前相談の内容は違うということです。

無料カウンセリングでは、

  • 現在の仕事や悩みのヒアリング
  • 目指したいキャリアの相談
  • コース・カリキュラムの説明
  • 料金や受講期間の説明
  • 転職・副業サポートの説明

などが中心になる場合があります。

一方で、無料体験レッスンでは、実際の教材や授業の一部を体験できる場合もあります。

すべてのスクールで同じ内容が用意されているわけではありません。

申し込む前に「相談が中心なのか」「実際に学習まで体験できるのか」を確認しておきましょう。

動画編集スクールを検討している方は、動画編集スクールの選び方|未経験者が比較すべき7つのポイントもあわせて確認してみてください。

まだプログラミング・Webデザイン・動画編集のどれを選ぶか迷っている方は、プログラミング・Webデザイン・動画編集どれを選ぶ?未経験向けに違いと選び方を比較も参考にしてください。

無料カウンセリング前に整理しておきたいこと

何も決まっていない状態で相談しても問題ありません。

ただ、次の4つだけでも考えておくと、より具体的な話を聞きやすくなります。

  • なぜ学びたいのか
  • 興味がある仕事・分野
  • 週にどのくらい学習時間を取れそうか
  • 転職・副業・現在の仕事への活用のどれが目的か

例えば、

「Webデザインに興味があります」

だけではなく、

「現在は営業職で、将来的にはWebデザインを仕事にして転職したいです。平日は1時間程度、休日は数時間なら学習できます」

と伝える方が、自分の状況に合った話を聞きやすくなります。

完璧なキャリアプランを作ってから相談する必要はありませんが、自分の目的と使える時間は整理しておくのがおすすめです。

スクールの無料カウンセリングで聞きたい10の質問

私の目的なら、なぜこのコースが合うのですか?

「このコースがおすすめです」だけで終わらせず、なぜ自分に合うのかを聞いてみてください。

転職が目的なら、

「このカリキュラムのどの部分が、希望している仕事につながるのですか?」

まで確認します。

コース名ではなく、自分の目的と学習内容がつながっているかを見ることが大切です。

受講終了時には何を作れるようになりますか?

ここはかなり重要です。

「Webデザインを学べます」

「プログラミングを学べます」

だけではなく、受講後に何を自分で作れる状態になるのか確認します。

例えば、

  • Webサイトを制作できる
  • 簡単なWebサービスを作れる
  • 動画を一本完成させられる
  • ポートフォリオを作れる

など、できるだけ具体的に聞きましょう。

週に何時間くらい学習する必要がありますか?

「働きながら受講できます」という説明だけでは、自分が続けられるか判断しづらいです。

平日・休日それぞれ、どのくらいの学習時間を想定しているのか確認しましょう。

そして、

その時間を今の生活で本当に確保できるのか

まで考えます。

カリキュラムが良くても、現実的に続けられなければ活かしきれません。

予定より学習が遅れた場合はどうなりますか?

仕事をしながら勉強していると、残業や繁忙期などで予定通りに進まないこともあります。

その場合に、

  • 受講期間を延長できるのか
  • 追加料金は必要なのか
  • 学習スケジュールを調整できるのか

などを確認しておきましょう。

質問・添削・フィードバックはどう受けられますか?

「質問し放題」「サポート充実」という言葉だけでは、実際の使いやすさは分かりません。

例えば、

  • 誰に質問できるのか
  • チャット・面談など何を使うのか
  • 質問できる時間帯
  • 回答までの目安
  • 制作物も見てもらえるのか

などを聞いてみてください。

「サポートがあるか」ではなく、「自分がそのサポートを実際に使えるか」で考えましょう。

ポートフォリオ・制作物はどこまで自分で作りますか?

転職を目的にしている場合は、制作物についても確認したいところです。

例えば、

  • 全員が同じ課題を作るのか
  • 自分でテーマを決めた作品も作れるのか
  • 講師から添削を受けられるのか
  • ポートフォリオとして使える形まで作るのか

を聞いてみてください。

学習後に転職へどうつなげるかは、リスキリングで学んだスキルを転職につなげる5ステップでも詳しく解説しています。

「転職支援あり」とは具体的に何をしてもらえますか?

「転職支援あり」と書かれていても、内容はスクールによって異なります。

例えば、

  • キャリア相談
  • 求人紹介
  • 職務経歴書の添削
  • ポートフォリオ添削
  • 面接対策

などのうち、どこまで含まれているのか確認します。

また、自分が希望している職種や働き方に関する支援なのかも聞いてみてください。

スクールの転職支援は、キャリア相談・求人紹介・書類添削・面接対策など、サービスごとに範囲が異なります。

リスキリングスクールの転職支援の内容と確認ポイントを詳しく見る

受講料以外に必要な費用はありますか?

料金を見るときは、表示されている受講料だけで判断しないことも大切です。

例えば、

  • 教材費
  • ソフト利用料
  • 延長料金
  • 追加レッスン
  • 資格・試験の受験料

などが別途必要になる場合があります。

「受講開始から終了まで、合計でどのくらい必要ですか?」

と聞いておくと比較しやすくなります。

スクールごとの料金を比較するときは、受講料だけでなく、入会金・教材費・ソフト代・延長料金などを含めた総額で見ることが重要です。

リスキリングスクールの料金相場は?費用の内訳・補助金・選び方を元スクール営業が解説

休会・解約・延長にはどんな条件がありますか?

入会前は最後まで続けるつもりでも、仕事や生活の状況が変わる可能性はあります。

そのため、

  • 休会
  • 途中解約
  • 返金
  • 受講期間の延長

などのルールも契約前に確認しておきましょう。

最終的には、口頭説明だけでなく規約や契約内容も確認してください。

転職保証や返金保証があるスクールの場合も、「保証あり」という言葉だけではなく、適用条件や対象外になるケースまで確認してください。

リスキリングスクールの転職保証・返金保証の条件を詳しく見る

逆に、このスクールが合わないのはどんな人ですか?

これは、元スクール営業として特に聞いてほしい質問です。

スクールの説明では、当然サービスのメリットや強みが中心になります。

でも、自分に合う環境を選ぶなら、

「逆に、どんな人には合わないですか?」

と聞いてみてください。

例えば、

「毎週一定時間を確保できないと進めるのが難しい」

「自分から質問しないとサポートを活かしにくい」

「この職種を目指すなら別コースの方が合う」

といった話を聞ければ、自分との相性を判断しやすくなります。

「未経験でも転職できますか?」だけで終わらせない

無料カウンセリングで、

「未経験でも転職できますか?」

と聞くこと自体は問題ありません。

ただ、もう一歩具体的に聞いた方が判断材料になります。

例えば、

「現在営業職でWebデザインは未経験ですが、このコースを受講した場合、どのような求人を目指す想定になりますか?」

「未経験者が応募する求人では、どの程度のポートフォリオが求められることが多いですか?」

といった聞き方です。

自分の現在地と目標を伝えたうえで答えてもらうことで、その説明が自分にも当てはまりそうか判断しやすくなります。

Webデザインを検討している方は、未経験からWebデザイナーになるには?必要スキル・ポートフォリオ・転職までの5ステップも参考にしてください。

動画編集を検討している方は、未経験から動画編集者・動画クリエイターに転職するには?必要スキル・ポートフォリオ・学び方を解説も参考になります。

元スクール営業として「その場で決めなくていい」と思う理由

スクール営業では、サービスの魅力を説明します。

私自身も営業側だったので、良い部分や受講後の可能性を伝えることは当然の仕事だと考えています。

だからこそ、相談する側には、

「魅力的に感じたこと」と「自分に合っていること」は同じなのか

を一度考えてほしいと思っています。

説明を聞いたときには良さそうに感じても、実際には学習時間を確保できない。

質問できる環境があっても、自分からほとんど使わない。

コミュニティに魅力を感じても、雰囲気が自分には合わない。

ということもあります。

そのため、無料相談を受けたからといって、その場で決める必要はありません。

聞いた内容を持ち帰る。

他のスクールと比較する。

独学という選択肢とも比較する。

そのうえで、

「この環境なら自分が実際に使えそうか」

を考えることをおすすめします。

独学とスクールで迷っている方は、リスキリングは独学で十分?スクール・転職まで見据えた学び方も確認してみてください。

無料カウンセリング後は5項目で比較する

複数のスクールを比較するときは、

「なんとなく雰囲気が良かった」

だけで決めないようにします。

比較項目 確認するポイント
学習内容 目指す仕事に必要な内容か
学習時間 生活の中で現実的に継続できるか
サポート 自分が実際に利用しそうな内容か
転職・副業支援 具体的に何をしてもらえるか
費用 追加費用まで含めて納得できるか

そして、

「一番サポートが多いスクール」ではなく、「自分に必要なものが揃っているスクール」

を選びましょう。

さらに詳しく比較するときは、リスキリングスクールの選び方|元スクール営業が後悔しない7つのポイントを解説も参考にしてください。

無料カウンセリング用チェックリスト

相談当日にそのまま使えるように、質問をまとめます。

  • なぜ私にはこのコースがおすすめなのか
  • 受講終了時に何を作れるようになるのか
  • 週に何時間くらい学習が必要なのか
  • 学習が遅れた場合はどうなるのか
  • 質問・添削・フィードバックはどう受けるのか
  • ポートフォリオはどこまで作れるのか
  • 転職支援では具体的に何をしてもらえるのか
  • 受講料以外に必要な費用はあるのか
  • 休会・解約・延長にはどんな条件があるのか
  • 逆に、このスクールが合わないのはどんな人か

スマートフォンのメモなどに保存して、気になるスクールごとに回答を書いておくと比較しやすくなります。

よくある質問

無料カウンセリングを受けたら入会しないといけませんか?

相談の利用条件はスクールによって異なります。

説明内容を持ち帰り、他の選択肢と比較したうえで判断することも大切です。

無料カウンセリングは何校くらい受ければいいですか?

決まった正解はありません。

大切なのは、数を増やすことではなく、自分に必要な学習内容・サポート・費用などを比較できる状態にすることです。

まだ学びたい分野が決まっていなくても相談できますか?

キャリア相談に対応しているサービスもありますが、内容はスクールによって異なります。

自分でも仕事内容や求人を少し調べておくと、相談内容を具体的にしやすくなります。

料金以外で特に確認した方がいいことは何ですか?

目指す仕事に合うカリキュラムか、現実的に学習時間を確保できるか、質問・フィードバックを自分が実際に使えそうかは特に確認したいポイントです。

まとめ

スクールの無料カウンセリングは、サービスの説明を聞くだけの場ではありません。

自分に合う学習環境なのかを確認するために、

  • 何を学べるのか
  • 受講後に何ができるのか
  • どのくらい学習時間が必要か
  • 質問やフィードバックはどう受けるのか
  • 何を制作できるのか
  • 転職支援は具体的に何をするのか
  • 総額はいくらか
  • 途中で状況が変わった場合の条件
  • 自分の目的と合っているか
  • 逆にどんな人には向いていないか

まで確認してみてください。

元スクール営業として特に伝えたいのは、

説明を聞いて「良さそう」と感じた瞬間に決めなくてもいい

ということです。

カウンセリングで得た情報を持ち帰る。

他のスクールや独学と比較する。

自分の生活や目的に当てはめる。

そのうえで、本当に活用できる環境なのかを判断してください。

無料カウンセリングは、申し込むためだけではなく、「申し込まない判断も含めて、自分に合う環境を見極めるため」に使いましょう。

タイトルとURLをコピーしました