こんにちは、「リスキリング転職ラボ」のユウです。
このブログでは、元スクール営業×現役転職エージェントという私自身の経験をもとに、20代・30代の方に向けて、転職やキャリアアップに役立つ情報を発信しています。
これまでスクール営業として、多くの「これからスキルを身につけたい」という方とお話ししてきました。
そして現在は現役転職エージェントとして、転職を考えている方の相談に乗り、実際の転職市場を見ています。
そんな中で強く感じるのが、
「今の仕事を続けていて大丈夫なのかな?」
「自分には転職できるようなスキルがない……」
「同年代と比べて、自分の市場価値って低いんじゃないか?」
という不安を抱えている方が非常に多いということです。
特に20代後半から30代になると、単純に「未経験だから挑戦します」だけではなく、これまでの経験をどう次のキャリアにつなげるかが重要になってきます。
そこで注目したいのが「リスキリング」です。
リスキリングとは、簡単に言えば、これからの仕事やキャリアに必要となる新しい知識・スキルを学び直すことです。
ただし、私は「とにかくプログラミングを勉強しましょう」「資格をたくさん取りましょう」と伝えたいわけではありません。
大切なのは、今までの経験に新しいスキルを掛け合わせることです。
この記事では、なぜ20代・30代の今こそリスキリングを考えるべきなのか、そして、どのように取り組めばいいのかを、スクール営業と現役転職エージェントの両方を経験してきた視点から解説します。
営業職や未経験者が抱える「キャリアの不安」の正体
キャリアについて相談を受けていると、さまざまな悩みを聞きます。
その中でも特に多いのが、
- 「今の会社でしか通用しない気がする」
- 「営業経験しかないけど、この先どうすればいい?」
- 「事務職を続けているけど、専門的なスキルがない」
- 「転職したいけど、自分に何ができるのかわからない」
といった悩みです。
一見すると、それぞれ別の悩みに見えます。
しかし、話を深掘りしていくと、共通している部分があります。
それは、自分の市場価値を具体的に説明できないことです。
例えば営業職であれば、「法人営業を3年間経験しました」という経歴だけでは、転職市場における強みが十分に伝わらない場合があります。
もちろん営業経験そのものには価値があります。
ただ、「どんな顧客に」「何を提案し」「どのような工夫をして」「どんな成果を出したのか」まで整理して初めて、その経験がスキルとして評価されやすくなります。
さらに、現在の仕事で身につけた経験が、今の会社の環境に依存しているケースもあります。
例えば、
- 会社の知名度があったから商談を獲得できた
- 会社が用意した仕組みの中で営業していた
- 既存顧客を担当していたため、自分で顧客を開拓する必要がなかった
- 社内システムを使って業務をしていたが、他社でも通用するスキルなのかわからない
こうした状況では、転職を考えたときに「自分自身には何が残っているのだろう?」と不安になりやすくなります。
これは決して、今までの仕事に価値がなかったという話ではありません。
むしろ、これまでの経験には必ず次のキャリアにつながる要素があります。
問題は、その経験を他の環境でも再現できるスキルとして言語化できているかです。
だからこそ、キャリアに不安を感じたときに重要なのが、「経験を増やすこと」と「スキルを掛け合わせること」です。
例えば、営業経験にマーケティングの知識が加われば、「売るだけ」ではなく「顧客を集めるところから考えられる人材」を目指せます。
事務経験にITスキルが加われば、単純な事務作業だけではなく、業務効率化やデータ分析など、より専門性の高い仕事につながる可能性があります。
つまり、キャリアの不安を解消するために必要なのは、ただ漠然と「何か資格を取る」ことではありません。
今までの経験を土台にして、自分の市場価値を高めるためのスキルを意識的に身につけること。
これが、リスキリングを考えるうえでの第一歩です。
なぜ今「リスキリング」が叫ばれているのか?
では、なぜ最近になって「リスキリング」という言葉を耳にする機会が増えたのでしょうか。
その背景の一つに、仕事に求められるスキルの変化があります。
IT技術やAI、デジタルマーケティングなどの普及によって、これまでとは仕事の進め方そのものが変わってきています。
企業側から見ても、「これまで何をしてきたか」だけではなく、入社後にどのようなスキルを活かせるのかが重要になっています。
特に転職市場では、企業が求める人物像も多様化しています。
もちろん20代であれば、未経験の仕事に挑戦する「ポテンシャル」が評価されるケースもあります。
一方で、年齢が上がるにつれて、これまでの経験や実績に加えて、具体的にどんなスキルを持っているのかを見られる場面も増えていきます。
ここで大切なのが、「ゼロから別の職種を目指す」のではなく、「今までの経験+新しいスキル」を考えることです。
例えば営業職なら、
- 営業経験+マーケティング
- 営業経験+IT
- 営業経験+データ分析
- 営業経験+マネジメント
といった組み合わせが考えられます。
事務職であれば、
- 事務経験+Excel・データ分析
- 事務経験+IT
- 事務経験+経理
- 事務経験+Webマーケティング
など、自分の経験をベースに新しい専門性を加えていく方法があります。
この考え方を私は「スキルの掛け算」と考えています。
例えば「営業ができます」という人と、「営業ができて、マーケティングの基本も理解しています」という人では、企業から見たときに任せられる仕事の幅が変わる可能性があります。
もちろん、スキルを一つ身につければ必ず転職できる、年収が上がる、といった単純な話ではありません。
重要なのは、自分が目指したいキャリアと、企業から求められるスキルをすり合わせることです。
また、リスキリングで注意したいのが、「流行っているから」という理由だけで学ぶことです。
「AIが流行っているからAIを勉強する」
「プログラミングが人気だからプログラミングを始める」
これだけでは、途中で目的を見失ってしまう可能性があります。
大切なのは、
「将来的にどんな仕事をしたいのか?」
「その仕事では、どんなスキルが求められているのか?」
「今の自分には何が足りないのか?」
という順番で考えることです。
リスキリングは、単なる勉強ではありません。
これからの自分のキャリアの選択肢を増やすための投資です。
だからこそ、20代・30代のうちから少しずつでも取り組む価値があります。
失敗しないリスキリングの3ステップ
「リスキリングを始めたほうがいいのはわかった。でも、何から始めればいいかわからない」
そう感じる方も多いと思います。
ここでは、私がスクール営業と現役転職エージェントの両方を経験してきた中で、特に大切だと感じている3つのステップを紹介します。
自己分析をする
まず最初にやってほしいのが自己分析です。
いきなりスクールを探したり、資格の勉強を始めたりする必要はありません。
まずは、
- 今までどんな仕事をしてきたのか
- どんな業務が得意なのか
- どんな仕事をしているときにやりがいを感じるのか
- 逆に、どんな仕事は苦手なのか
- 将来的にどんな働き方をしたいのか
を整理してみてください。
特に重要なのが、これまでの仕事を「業務」ではなく「スキル」に分解することです。
例えば営業なら、
- 顧客との関係構築
- 課題のヒアリング
- 提案資料の作成
- プレゼンテーション
- 数値管理
- 社内調整
など、さまざまなスキルがあります。
「営業しかしていない」と思っていた人でも、分解してみると意外と多くのスキルを持っているものです。
需要のあるスキルを見極める
次に、自分が身につけるべきスキルを考えます。
ここでは「自分が興味のあること」だけでなく、転職市場でどのようなスキルが求められているのかも確認しましょう。
求人サイトなどで、自分が興味のある職種の求人を10件、20件ほど見てみるだけでも参考になります。
求人票に共通して書かれているスキルをチェックしてみてください。
- Excelが必要なのか
- Webマーケティングの経験が求められているのか
- ITツールの利用経験が必要なのか
- データ分析ができると評価されるのか
こうした情報を集めることで、自分が何を学ぶべきなのかが見えやすくなります。
実践的な環境で一気に学ぶ
最後は、実際に学び始めることです。
独学でももちろん学べます。
ただ、仕事をしながら新しい分野を勉強する場合、「何から始めればいいかわからない」「一人だと続かない」という問題が起きることもあります。
その場合は、スクールなどを利用して、カリキュラムに沿って学ぶ方法も選択肢になります。
私自身、元スクール営業という立場で多くの受講希望者の方と接してきましたが、スクールの価値は単純に「知識を教えてもらうこと」だけではありません。
学習の順番が整理されていたり、質問できる環境があったり、実際の仕事を想定した課題に取り組めたりすることで、学習を継続しやすくなるケースがあります。
ただし、スクールに通えば自動的に転職できるわけではありません。
大切なのは、学んだことを実際に使える状態にすることです。
例えばWebマーケティングを学ぶなら、知識を覚えるだけで終わらず、実際に分析してみる。
ITスキルを学ぶなら、実際にツールを使って業務を効率化してみる。
このように「学ぶ→実践する」まで行うことで、転職活動でも自分のスキルを説明しやすくなります。
そして何より、完璧な準備をしてから始めようとしないことです。
「もう少し仕事が落ち着いてから」
「もっと調べてから」
「自分に向いているかわかってから」
と考えていると、なかなか一歩目を踏み出せません。
まずは小さく始めてみる。
そこから「自分に合っているのか」「もっと深く学びたいのか」を判断していけばいいのです。
まとめ
ここまで、20代・30代がリスキリングに取り組む理由についてお話ししてきました。
キャリアについて、
- 「このままでいいのかな」
- 「将来がなんとなく不安」
- 「転職したいけど、自分に何ができるかわからない」
と感じることは、決して珍しいことではありません。
むしろ、そのモヤモヤは、これからのキャリアについて考えるきっかけになります。
私自身、スクール営業として「新しいスキルを身につけたい」という方を見てきました。
そして現在は現役転職エージェントとして、「今の経験を次のキャリアにどうつなげるか」という相談を受けています。
その両方の経験から感じるのは、キャリアを変えるときに大切なのは、今までの経験を捨てることではなく、そこに新しい武器を加えることです。
営業経験があるなら、営業経験を活かしながら新しいスキルを身につける。
事務経験があるなら、事務経験を土台に専門性を高める。
未経験から新しい分野に挑戦する場合も、これまでの人生や仕事で培った経験が無駄になるわけではありません。
「今の自分に何が足りないのか」を知り、「これから必要になるスキル」を一つずつ身につけていく。
それだけでも、将来の選択肢は少しずつ変わっていきます。
そして、リスキリングは何歳からでも始められます。
ただ、転職やキャリアチェンジを考えているのであれば、「いつかやろう」と思った今日が、一番早いスタート地点です。
このブログ「リスキリング転職ラボ」では、今後も20代・30代の方に向けて、
- 転職市場で評価されるスキル
- 未経験からのキャリアチェンジ
- おすすめのリスキリング方法
- スクールの選び方
- 転職活動の進め方
- 転職エージェントの活用方法
- 実際の転職市場で感じるリアルな情報
などを、元スクール営業×現役転職エージェントだからこそお伝えできる視点で発信していきます。
「今の仕事を続けるべきか迷っている」
「何か新しいことを始めたい」
「転職したいけど、何から始めればいいかわからない」
そんな方にとって、このブログがキャリアを考えるきっかけになれば嬉しいです。
まずは今日、求人サイトを開いて気になる職種を調べてみるだけでも構いません。
小さな行動の積み重ねが、数年後のキャリアを変えるきっかけになるかもしれません。
一緒に、自分の市場価値を高めていきましょう。
「リスキリング転職ラボ」で、これからのキャリアを考えるためのヒントを見つけてください。
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